政府は3月7日、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」(再エネ海域利用法改正案)を閣議決定した。改正案は日本の排他的経済水域(EEZ)における洋上風力発電設備の設置許可や、区域指定の際に海洋環境保全に関する国の調査などを法的に整備する。
この改正案は24年の通常国会に提出されたが成立に至らず継続審議となり、衆議院解散・総選挙後の特別国会では審議されずに廃案となった経緯がある。担当所管の内閣府総合海洋政策推進事務局によると、再提出された同法改正案は1年後ろ倒しとなったことによる修文以外に変更はないという。
武藤容治経済産業相は同日の閣議後会見で、「再エネ海域利用法改正案を通じて、大規模な海域の洋上風力案件形成につなげるとともに、経産省として技術開発やサプライチェーン構築支援を講じ、企業の設備投資補助や人材育成拠点の整備など、洋上風力産業の育成支援に積極的に取り組む」と強調した。
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