週刊「エネルギーと環境」 エネルギージャーナル社

今週の注目記事


Weekly Short Report


赤澤経産相、ラトニック米商務長官と投資案件協議

(経済一般)

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 赤澤亮正経産相は2月12日、米国商務省でハワード・ラトニック米国商務長官と会談し、日米政府による戦略的投資イニシアティブなどに関する意見交換を行った。会談では、日米政府で基本合意した「戦略的投資イニシアティブ」について、第一段階案件のまとめに向けてより踏み込んだ議論を行った。
 日米間では法的・戦略的観点からの協議を様々なレベルで積み重ねてきており、こうした取り組みの進展を確認するとともに、調整をさらに加速化することで、日米両国の相互利益にかなう案件の組成に向け緊密に取り組んでいくことで一致したという。
 また赤澤氏は11日、在米国日本国大使公邸で行われた日米牛肉レセプションに出席(表紙に写真)。会場では、岩手県産の和牛や日本酒がジェイミソン・グリア米国通商代表ら日米の関係者に振る舞われた。赤澤氏は世界に誇る日本産品の一つである和牛などの魅力をアピールした。








東北電力、青森県内へのDC誘致で連携協定締結

(電力・ガス)

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 東北電力は2月12日、青森県、NTT東日本、日本政策投資銀行、新むつ小川原鰍ニ青森県内へのデータセンター(DC)の誘致を推進する連携協定を締結したと発表した(写真)。協定はDC誘致を一層推進し、青森県での魅力的な仕事づくりによる若者の定着・還流の促進につなげることを目的とした。
 DC投資の拡大とそれによる電力消費の急増が見込まれている中、県は再生可能エネルギーや原子力発電などの脱炭素電源に関する高いポテンシャルがあるのみならず、広大な土地や冷涼な気候といったDCの立地場所としての優位性を指摘している。
 DC誘致は関係団体が連携して取り組むことが必要で、今後5者はこれまで以上に相互の連携を強化し、それぞれの強みを活かしてDCの誘致を目指す。









北海道電、5万kW苫東バイオ発電所運転開始

(電力・ガス)

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 北海道電力は13日、苫小牧市で5万kWバイオマス発電所(写真)の営業運転を始めたと発表した。燃料は輸入する木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を使う。CO2削減量は既設の同社石炭火力と比べて年18万tを見込む。総事業費は非公表。
 事業主体はシンガポールのインフラ企業大手エクイスグループが80%、北海道電が20%出資する苫東バイオマス発電合同会社。北海道電が運転や保守業務を担う。発電燃料の木質ペレットはベトナムやインドネシアから輸入、年間20万t程度使う。不足分はインドネシアやマレーシアから輸入するPKSを充てる。
 将来は発電所から排出されるCO2を回収、水素と組み合わせてe−メタンを製造することも視野に入れる。さらにBECCUS(バイオマス発電とCCUSを組み合わせ大気中のCO2を減らすことが可能な技術)によるネガティブエミッションを検討する。









大阪ガス、水田メタンJCMクレジット創出事業

(電力・ガス)

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 大阪ガスは6日、環境ベンチャー企業のAdvanSentinel(AS社、大阪市、西田都社長)と共同提案した水田での脱炭素活動による生物多様性への影響調査事業が経済産業省の「24年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択されたと発表した。同調査事業ではフィリピン、ベトナムの水田由来のメタン排出削減と生物多様性保全を両立させるビジネスモデルの構築を目指す。
 農業分野におけるJCM方法論の間断かんがい技術は、水稲の栽培期間中に水田の水を一定期間抜いて土壌を乾燥させた後、再び水を張ることを繰り返す手法。水田はメタンが発生しやすいため、水を抜く期間を設けることにより常時水を張った状態と比較してメタンの排出を約30%削減することができるという。特にフィリピンやベトナムなどの東南アジアの国々は水田由来のメタン排出量が多く、日本は間断かんがい技術を通じたJCM事業の協力を行う。
 大阪ガスはこれまでにAS社などと、水や土壌、大気などの環境中に放出されたDNAを分析することで水田の中干し期間延長による生物多様性への影響の可視化に成功した。本調査事業でも同様の手法を通じて、間断かんがい技術に伴う生物多様性への影響を調査する。









パワーXとIIJ、蓄電池等活用ワット・ビット連携

(蓄電池)

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 パワーエックスとインターネットイニシアティブ(IIJ)は13日、蓄電システムとコンテナデータセンター(DC)を活用した協業に関する覚書を締結したと発表した。「ワット・ビット連携」の具体化に向けて、ユースケースや事業スキームの開発を推進する。
 DC需要の増加に伴う電力供給が懸念されている中、コンテナDCやエッジDCでの分散処理や、地域電源との連携による安定供給・脱炭素化の推進が注目されている。そこで両社は、蓄電システムの調整力と演算基盤を一体化したコンテナDCの共同開発や分散ネットワークを活用したデジタルインフラのユースケース、および蓄電システムによる電力活用のスキームの開発について協業検討を開始した。
 想定される活用例としては、@再エネ電源の導入拡大や電力需給バランス変化に伴う電力市場価格の変動を踏まえた安価な電力を蓄電してコンテナ内のサーバ機器に使用する、A余剰電力を需要が高い時間帯で蓄電システムから販売する――など。これにより「ワット・ビット連携」を推進する。










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