週刊「エネルギーと環境」 エネルギージャーナル社

今週の注目記事


Weekly Short Report


JERA、LNG/低炭素燃料事業で新会社設立

(LNG等)

次の記事 前の記事


 
 JERAは7月2日、LNGおよび低炭素燃料事業のバリューチェーン構築・拡大のため、シンガポールに「JERA Global Energy Solutions(JERA GES)」を創設したと発表した。  JERAはLNG上流部門への出資や調達先多角化、輸送船舶の確保など、国内外のLNG基地から発電事業まで一貫した事業を展開。世界最大級のバリューチェーンを運用しているが、近年は世界的インフレや地政学リスクの高まりから燃料価格とインフラコストの不確実性が増大している。このためLNG及び低炭素燃料それぞれのバリューチェーンにおける長期戦略立案、投資、長期調達、輸送、販売の機能を担う組織としてJERA GESを設立した。今後は新会社が世界各地に分散する事業を横断的に運営していく。
 今後、JERAが行うLNGおよび水素・アンモニア等の低炭素燃料の投資、長期調達、輸送、販売などの事業については、段階的にJERA GESへ継承する。
 またJERA GESは、LNGや石炭のトレーディング事業、LNGスポット市場など短期的な取引等を担う「JERA Global Markets」と連携し、長期契約を軸としたポートフォリオ運営と短期市場における機動的な取引を組み合わせ、長期・短期の両面から市場に対応する体制を構築する。






北陸電力、富山市初の107kW営農型PV運開

(電力・ガス)

次の記事 前の記事


 
 北陸電力は1日、富山市の同社研修センター内に市内初となる営農型PV「北陸電力呉羽農場エネルギーパーク」の運転を開始した。営農型PVの出力は107kW。発電した電力はオフサイトPPAとして富士製薬工業の富山工場に全量供給する。
 国内では農業の担い手不足や耕作放棄地の増加などの地域課題への対応と脱炭素社会の実現が求められており、同事業ではこれらの両立を図る。北陸電力研修センター内の試験農場跡地にポット式のブルーベリー畑を整備、その農地上部にPV設置して再生エネ創出と営農の両立を実現する。供給先の富士製薬はこれまでも北陸電力グループとオンサイト・オフサイトPPAを実施していたが、営農型PVによるPPAは初めて。
 営農面では専門家の技術協力のもと、協力農家がブルーベリーを栽培。初収穫を28年頃予定する。研修センターにはかつて農業の電化を研究した試験農場があり、上記エネルギーパークという施設名にはエネルギーと農業の相乗効果でさらなる北陸地域の発展に貢献するという思いが込められているという。






四国電力送配電、GX産業立地に向け新組織

(電力・ガス)

次の記事 前の記事



 四国電力送配電は7月1日、四国地域へのGX関連産業の立地に向けた電力インフラ整備や系統接続への対応を強化するため、GX立地整備推進室を設置した。室長を含め5人で構成する。
 同推進室は専門組織として、GX関連産業の立地に関連する対応を推進するとともに自治体・国・企業との連携を強化する。また中立性・公平性を確保しながら、企業の進出検討初期段階からの円滑なコミュニケーションや機動的な対応により四国のGX関連産業立地を電力インフラの面から支える。四国では香川県が国のGX戦略地域の一次審査を通過しており、GX関連産業の誘致に力を入れている。災害リスクの低さや電力インフラのポテンシャルが評価された。







内田ガス協会会長、天然ガス燃料転換加速化指摘

(電力・ガス)

次の記事 前の記事



 日本ガス協会の内田高史会長(東京ガス会長)は6月30日の定例会見で、同8日に開かれたガス事業環境整備WGの会合に言及、天然ガスへの燃料転換と高度利用がガス事業のGXの柱に位置付けられたことを高く評価した。
 ガス協会調査によると、燃料転換の潜在需要は約32億m3/年でCO2削減効果は年340万tに及ぶという。北海道、東北、中国、四国などの地方エリアが潜在需要の7割を占める。内田会長は「高効率ガス機器普及とともに、e−メタンやバイオガス導入と併行して燃料転換を推進する」と指摘した。燃料転換の主な形態は導管供給、LNGサテライト基地、コンビナートからの供給という。ただ大規模燃料転換の場合、ガス会社は供給能力の増強など、大きな初期投資と回収のリスクを伴う。燃料転換推進には地方事業者と大手事業者の連携強化、サテライト基地建設や導管延伸の複数事業者による共同コスト負担など、国も協力する前向きな投資判断できる環境整備が必要だとした。






自民党再生エネ議連、経産相に再生エネ拡大提言

(省・新エネ)

次の記事 前の記事


 
 自民党の再生可能エネルギー普及拡大議員連盟(会長;柴山昌彦衆院議員)は30日、赤澤亮正経済産業相に再生可能エネルギー導入拡大について提言した。柴山会長や宮内秀樹事務局長(衆院)など再生エネ議連8人が経産省を訪れ赤澤経産相と会談した。
 提言では、国策としての再生エネ普及に向けた具体的な要望を盛り込んだ。農林水産省が検討中の農山漁村再生エネ法による「望ましい取り組み」の許可基準に関する緩和策や、洋上風力の事業者リスク低減のための二段階公募方式、長期安定投資のための差額決済契約、価格調整メカニズムによる収益安定化措置の検討など。
 また再生エネ事業のサプライチェーンと制御技術が他国に支配されないようにすること、発電機材のリサイクルを進めることなども要望した。









【TOP】 【今月のキーワード】 【行事予定カレンダー】 【エネ環ダイジェスト】
【書籍紹介】 【最新号見出速報】 【今週の注目記事】 【記事データベース】
【こぼれ話】 【省エネ・新エネ】 【出版物案内】 【本誌紹介】 【会社概要】 【リンク集】
 
DY>