週刊「エネルギーと環境」 エネルギージャーナル社

今週の注目記事


Weekly Short Report


高市改造内閣、赤澤経産相留任・笹川新環境相

(国政一般)

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 高市早苗首相は9月17日、第二次高市改造内閣を発足させ18人の閣僚を任命した。昨年10月に首相に就任して連立を組む日本維新の会からの要請を踏まえた初の本格的な組閣で、任命した18人のうち留任が木原稔官房長官(57歳)や片山さつき財務・金融相(67)など主要閣僚の8人、井林辰憲国土交通相(50)ら7人が新閣僚に抜擢された(表紙に写真)。
 日米の関税交渉とともに米国への投資協議などを主導した赤澤亮正経済産業相(65、衆院・鳥取2区)は留任となり、引き続き交渉役の屋台骨を担うことになった。赤澤経産相は原子力経済被害と重要物資安定確保対策も兼務する。
 環境相には気候変動問題や防災対策などに精通する環境副大臣を務めた笹川博義氏(60、衆院・群馬3区)が抜擢された。直近では自民党の環境対策チームの座長を務め、政府のクマ対策などへの緊急提言を提示していた。
 内閣改造に先立ち、自民党は16日に総務会を開き主要な役員人事を了承した。副総裁には引き続き高市政権への影響力を発揮する麻生太郎氏(85)、幹事長に鈴木俊一氏(73)、総務会長に梶山弘志氏(70)、政調会長に小林鷹之氏(51)、選挙対策委員長に西村康稔氏(63)が就任。さらに、国会対策委員長には村井英樹氏(46)、組織運動本部長に松野博一氏(64)、広報本部長に鈴木貴子氏(40)らが了承された。






東ガス、ごみ施設回収CO2と水素でe−メタン

(電力・ガス)

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 東京ガスは9月16日、プラントメーカーのタクマと協力し排ガス由来の回収CO2とグリーン水素を原料としたe−メタン製造、さらに都市ガス導管に注入するCO2サプライチェーン構築調査事業を実施すると発表した。同事業は東京都公募の「26年度CO2サプライチェーン構築に係る実現可能性調査」に採択された。
 東京23区清掃一部事務組合が管理する大田清掃工場(東京都大田区)の排ガスから分離・回収したCO2と、東京都京浜島グリーン水素製造所で製造されるグリーン水素を原料にe−メタンを製造する。これを既存の都市ガス導管網へ注入する実現可能性を調査する。大田清掃工場の近傍には京浜島グリーン水素製造所があり、都市ガス導管が整備されている。同事業ではこの立地特性を生かし、CO2回収から水素供給、e−メタン製造、都市ガス導管注入までの一連工程を同一エリア内で一体的に接続することで、e−メタン製造に必要な原料を配管により連続的に供給する仕組みを検討する。
 ごみ処理施設の排ガスは、都市部において安定的に確保できるCO2排出源であることから、他のごみ処理施設の横展開も期待できる。






東電PG、電力データ活用の高齢者見守りサービス

(電力・ガス)

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 東京電力パワーグリッドは15日、清掃サービス大手のダスキン等と協力して高齢者の暮らしを見守る新サービスを開始したと発表した。ダスキンが展開する高齢者向け生活支援事業の東京地域店舗を通じて新サービスを提供する。
 新サービスでは、高齢者宅の分電盤に設置した電力センサーの電力データを活用し、家電ごとの利用状況から日常生活の変化のサインを見える化する見守りサービス。監視カメラや録音機器などを使用せず、電気使用データによって生活の変化を把握し、家電利用状況の見える化アプリを通じて、遠隔にいる家族は、生活変化の連絡や各種アラートを受け取ることができる。さらに、ダスキンのスタッフによる定期訪問を組み合わせることで、高齢者自身の生活状況を家族へ伝え、離れて暮らす家族に安心を提供する。
 新サービスには、東電PGと国立循環器病研究センターが共同で取り組んできた高齢者の生活行動変化に着目した電力データ活用の研究成果を活かす。







九州電力など、PVパネル処理ネットワーク構築

(電力・ガス)

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 九州電力は16日、九州電気保安協会、廃棄物管理システムIT企業のグリーナーとPVパネル資源循環に関する連携協定を締結したと発表した。
 協定によりグリーナーのITシステムを活用し、九州電気保安協会のPVパネルメンテナンスサービスと、九電グループの使用済みPVパネル処理ワンストップサービスを通じて得られる保守点検や、処理実績などの情報を活用する「PVパネル資源循環情報プラットフォーム」の構築を検討する。
 同プラットフォームをもとに、PVパネル廃棄量や処理需要を予測して効率的な再利用・リサイクル体制構築につなげる。それにより、将来想定される大量廃棄への対応と資源循環の促進を目指す。






東邦ガス、新造LNG船名は「TOHO EMERALD」

(電力・ガス)

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 東邦ガスは10日、川崎汽船との合弁会社を通じて保有する新造LNG運搬船(写真)の命名式を韓国のサムスン重工業社で行い、「TOHO EMERALD(トーホー・エメラルド)」に命名したと発表した。新船は今年10月中に竣工予定。
 エメラルドは「未来」「先見」「安定」を象徴する宝石として、エネルギーの安定供給を支えるとともに、東邦ガスグループのさらなる発展と持続的な成長への願いが込められているという。LNGと従来の船舶用燃料油の両方を使用できる低速ディーゼルエンジンを搭載、CO2等削減やNOxなど大気汚染物質排出低減と高効率運航による経済性を両立させる。
 大きさは全長約290m、型幅約45.8m、LNGタンク容積は17.4万立米で速力は19.5ノット。









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