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東京電力パワーグリッドは3月1日、供給エリアで初めてとなる再生可能エネルギー電力の出力制御を実施した。同日11時から16時の間、太陽光発電(PV)と風力発電所の出力184万kW分を制御した。再生エネの出力制御は大手電力10社のうち東電エリア以外は既に実施されており、これにより日本全国での実施となった。
同日は昼間時間帯において、好天でPVが高い出力となる一方、休日だったため工場などの需要が低調だった。同社は優先給電ルールに基づき火力発電所の稼働率抑制や揚水式水力発電所の上部調整池に水をくみ上げる需要の創出の対策を実施しても、なお需要量に対して供給力が上回る見通しだった。出力制御実施時間の同社エリア需要は2543万kWで、さらに揚水発電を稼働させて617万kWの需要を創出して計3160万kWになっていた。対して供給力は3344万kWだったことから、再生エネ電力を出力制御して需給を一致させた。
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