週刊「エネルギーと環境」 毎週木曜日発行

今週の注目記事


No.2883.8.6




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…経産省は経産審議官に荒井氏就任へ、課長級以上も異動発令

藤木経産次官留任、資源エネ政策と経済安保一体的推進へ



 特別国会が7月25日に閉幕、政府は7月31日に中央省庁の幹部異動を閣議で了承した。8月7日付けの発令で、引き継ぎに追われている。
 ただ、高市早苗首相は9月に予定する臨時国会の前に大幅な内閣改造を断行すると見られており、今回の幹部異動が新たな大臣の下でそのまま引き継がれるか、追加があるのか注目される。特に経済産業相ポストは次期首相候補との絡みもあって重要視されており、新大臣の任命によっては、追加の幹部異動も予想される。
 経済産業省の幹部異動ではトップの藤木俊光事務次官(1988年(昭和63年)入省)は留任となり、2年目に入る。一方、松尾剛彦経済産業審議官が退任し、後任に荒井勝喜通商政策局長(91年入省)が昇格する。村瀬佳史資源エネルギー庁長官(90年入省)は留任となり異例の4年目に突入、次の事務次官を伺う。
 また、エネルギー・地域対策関連の長かった龍崎孝嗣資源エネルギー次長(93年入省)は、内閣府の宇宙開発戦略推進事務局長に転身、国際的な競争が激しくなっている宇宙開発ビジネスなどに手腕を振るうことになった。
 次の経産省人事の注目点は留任となった藤木次官の後任だ。順調に行けば、本命とされる留任となった畠山陽二郎経済産業政策局長(92年)が最有力と見られているが、88年入省組からいきなり4年も若返ることになるのが、省全体の人事等に影響を及ぼす可能性もある。

(以下については本誌2883をご参照ください)



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…環境省の課長級以上異動発令

環境事務次官に秦氏昇格、局長級も全て交代大幅人事


 7月31日の閣議で了承された環境省の新たな幹部人事で、事務次官には昨年7月から官房長を務めていた1990年(平成2年)厚生省入省の秦康之氏、次官級ポストの地球環境審議官には地球環境局長だった関谷毅史氏(同91年)が8月7日付けで就任する。
 政策遂行の要となる局長等には官房長に財務省出身の白石隆夫・総合環境政策統括官(90年)、後任には環境省プロパーの角倉一郎環境再生・資源循環局長(91年)、その後任には国土交通省出身の小田原雄一同局次長(94年)が就任。また、新地球環境局長には経済産業省出身で官房の政策立案総括審議官を務めた飯田博文氏(93年)、水・大気局長に官房の地域脱炭素推進審議官をこなした中尾豊氏(92年)、堀上勝自然環境局長の後任に則久雅司・サイバーセキュリティ審議官(92年)の昇格となり、局長級が全て交代する。さらなる幹部登用が期待された水・大気環境局長の大森恵子氏(90年)は退任となった。
 今回の幹部人事では慣例となっている事務次官人事での環境省プロパーと財務省出向者とのタスキ掛けの行方も注目されたが、結局準プロパーの秦氏が就任、白石氏は次期含みとなった。また、地球環境局長には二度目だが、経産省出身の飯田氏が昇格、GX政策推進下での温暖化対策等が継続されることになりそうだ。これに先立ち課長級異動は7月31日付けで発令された。





(以下については本誌2883をご参照ください)


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